ヘクソカズラ

 ヘクソカズラを最初に知ったのは50年ほど前である。
 高校のときの古典の先生が良かったのか、万葉集が好きになってしまっていた。

 読んでいるうちに、やたら万葉集の中に植物の名前が出てきて、知っているものもあったのだが、ほどんとが知らないものばっかだったので、当時住んでいた千葉の千葉駅2階にあった本屋(名前は忘れた。)で探していたら、松田修著の「万葉の植物」に出会った。

 「カラーブックス」というシリーズ物の中の1冊で、実際にはカラーの写真は半分程度しか載せられてはいなかったのだが、とても新鮮に思えて、これを即購入してずーっと愛読していた。
 で、その中に「くそかずら」として
「クソカズラ(屎葛)は今、ヘクソカズラという。」という紹介文があった。
 残念ながら写真は載っているのだが、小さいうえに白黒でこんなイメージであった。

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 これでは本物の花を見てもそれがヘクソカズラと理解することができなったわけだ。

 その時から10年ほどを経ってつくば市(当時は稲敷郡茎崎町)に引っ越してきて更にその数年後に本物の「ヘクソカズラ」に会うことができた。

 妻と二人で散歩していた時に
「これがヘクソカズラだよ、知ってる?」
と言われ、初めて総天然色のヘクソカズラを見たわけだ。

 そして一昨日の散歩道で今年の「初ヘクソカズラ」との対面となった。

072301.jpg







 上記のような経緯もあってヘクソカズラに対する思い入れは相当なものなのだが、未だに葉や茎、花の匂いを嗅いだことがない。
 独特の臭気があるということなので、今年は初体験してみようと思っているところだ。





 ヘクソカズラを横から見るとラッパj状となっているのが分かる。

072302.jpg

 トランペットみたいに先端で大きく口を開けてそこが正面から見たら非常に目立つのが特徴である。
 





 接写したものがこれだ。
072203.jpg
 
 ちなみにの画像だけはクリックするとかなりの大きさ「1398pixel×1444pixel」の大きさで見ることができるようになっている。



 このヘクソカズラ、名前の独特さと花の色合いなどからかなり有名になっていて、多分、万葉集におさめられた短歌もネットなどでは殆ど紹介されていると思うのだが、しつこく紹介したいと思う。

巻十六 三八五五
 皂莢(さいかち)に延(は)ひおぼとれる屎葛(くそかずら)絶ゆることなく宮仕へせむ
(注)皂莢(さいかち)は、カワラフジノキ。

ということで、これからがヘクソカズラの季節である \(^o^)/

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