イネ

 一昨日の長距離散歩は前半は田んぼ周り、後半は国道・県道沿いであった。
 特に前半の田んぼ周りの5kmは車は通らないし、人もイネいし・・・
 っということで、今回は田んぼの中に見つけた「イネ」とした。

 茨城県南部では、大体だが、田植えは5月の連休中に済ますところが多い。
 
 そして7月中旬になると稲穂が出始める。

072901.jpg

 稲穂が出て花が咲き始めると稲独特の香りが強くなる。
 田植え直後からイネの香りはするのだが、6月ごろになるとあまり香りがしなくなる。
 そして今のこの時期、花が咲き始めると米を焚き始めた時のような香りがするのである。
 大好きな香りである。
 ただ、これはあくまでも自分個人の感想であって、みんながそう感じるかどうかは分からない。
 
 
 
 
 
 
 そして咲いているものがこれだ。

 072902.jpg

 イネ自体は花弁を持たない花なので「えい」と言われるものの中から雄蕊が出てくる。
  ※えいは漢字で「穎」で籾殻(もみがら)のこと。
 
 
 
  
  
 
 


 もうちょっと寄って見るとわかるのだが・・・

072903.jpg

 このみどりのしっかりとした外皮が「えい」と呼ばれるものである。
 そして雄蕊は6本である(写真が下手でちょっと数えにくい。)。
 

 
 
 
 
 
 スッキリした形で撮ったものがこれだ。

072905.jpg

 雌蕊がないのだが、雌蕊はこの「えい」の中に隠れていて撮影はかなり難しい。
 まさか田んぼの中に入って「えい」を広げて『えいっ!』て撮るわけにもいかず、いずれ撮れる機会があったら紹介したいと思う。
 

 
 
 
 


072904.jpg
 そうすると気になるのは雄蕊の後ろからスーッと伸びているものががるのだが・・・・
 これは単なる「えい」の一部である。

 もしかしたら、ギリギリ割れた「えい」の中に雌蕊らしきものが見えているかも。


 



 ところで、最初にイネの香り知ったのは5~6歳ころであった。
 祖父の実家が塩尻の北国西街道沿いにあって、周り多くが稲作農家兼葡萄農家であった。
 夏休みに結構長い期間、何回か滞在したことがあったが、ちょうどそのころに遊び仲間から
「これって、稲の香りだよ!」
って教えてもらい、イネの花が咲き始めたときの独特の香りを知ったわけだ。
 時代は昭和30年代初頭で、米作りが奨励されていた時期である。
 
 
 実家の東側は高ボッチ高原の麓まで一望にでき、その殆どが葡萄畑であった。
 夏の思い出としては、そのころはこの地域から海水浴などに行くのはかなり難しいらしく「奈良井川」で水浴をしている若い男女をよく見かけたことである。

 60数年前の話であるが、こんなことを思い出したからには、そろそろ墓参りに行かねばならないか。







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この記事へのコメント

2020年07月29日 16:06
こんにちは!
早いところでは、稲の花が見られるのですね (^o^)。
こちらはまだまだ先です。
田植えが遅いですから仕方ないんですけど。
ツクバトロプス
2020年07月29日 21:08
無名子さん、コメントありがとうございます。

私も歩いていてビックリしました。
殆どの田んぼではまだ穂さえ出ていないのですが、たまたまここは出ていました。
しかも畦道の近くだったので何とか写真を撮ることができました。
場所や日照にも寄るんでしょうね。
調べてみたらイネの花は長くても3時間位しか咲いていないというので、撮れたのはラッキーでした。