ウスイロツユクサ

 一昨日の散歩時に、ツユクサをみつけたのだが、『ツユクサかぁ!』と思ってそのまま通り過ぎてしまった。
 しかし、更に100mほど歩いてから『?』と思い、『色が違ったような・・・』と気が付いてもう一回戻って確かめてみた。

 それが、このツユクサである。
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 6~7輪ほど咲いていたのだが、この花の季節の終わりだったのだろうか、いずれも花弁に傷がついていた。
 その中でも比較的綺麗なものを選んで写真に納めてきた。


 いつも見ているツユクサはこんな色である。
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 この青色がツユクサを見つける手掛かりとなる。

 このツユクサは、最初の写真を撮ったのと同じ日に、ほぼ同じ場所で撮影したものである。



 

 単に色違いかと思ったのだが、帰って調べてみると、多分色違いなのだろうけれども、「ウスイロツユクサ」という名前であることが分かった。
 このウスイロツユクサって、天気の良い日で、花びらに疵などがなければどんなに美しいのかとも考えた。
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 万葉集では「月草(つきくさ)」という表現で何首か載っているのだけれども、「つきくさ」は衣に擦り付けるとよく染まるので名前が付いたらしい。
 著草(つきくさ)⇒月草(つきくさ)⇒露草(つゆくさ)となったのだろうか?
 
 朝(あした)咲き夕(ゆうべ)は消ぬる月草の消ぬべき恋も我(あ)れはするかも(巻十 2291)

 ということで、万葉人たちは青色、コバルトブルーの露草を見ていたのだろうが、なかには白色ツユクサやウスイロツユクサも見て和歌を作ったこともあったのではないかと思ってしまう。

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