セイタカアワダチソウ

 昭和40年に高校に入学した。
 高校は自宅からやや離れた場所にあって、千葉駅から東京方面に行く総武線で通っていた。
 幕張のあたりを通ると、海側には畑や荒れ地が広がっていてまだまだ田舎の雰囲気を残していた。
 昭和43年に卒業するまでの3年間通ったのだが、その中でも印象に残るのがこのセイタカアワダチソウである。

 最初の年にはそんなに気にならなかったのだが、3年生の秋には、車窓がセイタカアワダチソウの黄色一色になるくらいに繁茂していた。
 友人か誰かが、外国の植物でやたらに増えるので困っているということを言っていたのを覚えている。




 で、あれから50数年が経ったのだが、相も変わらず自宅周辺ではセイタカアワダチソウが咲いている。
 これが、今年最初に見たセイタカアワダチソウである。
101701.jpg
 北アメリカ原産のこの植物はいつの間にか、日本の秋には欠かせないものとなってしまった。
 漢字では「背高泡立草」と書く。
 確かに背も高い。
 「泡立ち」について調べてみたら、花ではなくて花が終わって実になったときに綿毛がこんもりとつく様子を、泡に見立てての命名らしい。
 俳句にもかなり読み込まれているようだ。
 別名は「代萩」という。
 これは枯れた茎をハギの枝の代わりにしてすだれなどを作る材料にするところからの命名である。







 花はこんな感じで咲く。
101702.jpg
 このように揃って咲いているのを見るのもなかなか良いものだ。
 







 もうちょっと近寄ったのがこの写真だ。
101703.jpg
 
 個別の花は確かに綺麗なのだが、植物の生態系を壊す可能性もあって、要注意外来生物に指定されているほか、侵略的外来種ワースト100にもランクインしている。

 ススキを秋の風物詩と思っているのだが、セイタカアワダチソウを見ると『もうこの季節なんだなぁ!』と思ってしまう。
 それにしても、1年が過ぎるのが早すぎる。


(参考)写真を撮ったのはこんな場所でした。
101704.jpg
 
 

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