オオイヌノフグリ

 今朝も元気に7.6kmの散歩をこなしてきた。
 これで、今月、今年になって、172kmを歩いたことになる。
 記録のある2014年以降の1月では最長である。
 もう少し頑張れば、1月月間の散歩距離が200kmに達しそうだ。


 そんな散歩のなかで、道端で目につき出したのが「オオイヌノフグリ」である。
 ほぼ通年咲いているのだが、寒中にこの青紫の小花は嬉しい。
012601.jpg
 名前の由来は、花が終わった後の果実の状況を表しているのだが、なかなか果実を見つけて写真を撮ることができない。
 今年こそはと思っている。

 

 名前のポイントは「フグリ」である。
 漢字で書けば「殖栗」「陰嚢」ということで、一般的にはキン〇マと言うことになる。
 男性の生殖器の一部である。

 花の姿形からはとても想像できないのだが、上記のように花後の果実からきているのだからしょうもない。
012602.jpg
 花だけを見ると、すっきりとした美人が目を見開いたような印象を受ける。
 これも名前が残念過ぎる花の一つである。

 そこで「フグリ」を再度ネットで調べてみると「デジタル大辞泉」の中に「松ぼっくり。松かさ。」という意味があるのが分かった。
 そして例文として
 「橋立の松の~も入り海の波もてぬらす文殊しりかな」〈咄・醒睡笑・五〉
 とある。

 この和歌ではなくて出典に目がいった。
 「醒酔笑(せいすいしょう)」である。
 
 
 
 

 高校に入ってすぐの時に、両親から突然予備校に行けと言われた。
 学校からの電車での帰り道、途中にある某駅から歩いて10分程の所にある私塾である。
 訳も分からず通い始めたのだが、授業は午後5時半から9時までである。
 途中20分の休憩があるのだが、その時に、あんパン1個と牛乳が出た。
 授業は週3回、英・数・国を2教科ずつ循環でやっていくのだが、なんせ人数が少ない。
 自分を入れて6名の生徒である。
 授業は先生の講義ではなくて質問形式で行われ、それに生徒は答えていくという形で進められるものだから、すぐに質問される順番になる。
 しかも、1教科が1時間半もあって、1回の授業で何回も質問を受けることになる。
 このときの国語、と言っても古典の授業が「醒酔笑」をテキスト化したものであった。
 1年間びっしりと醒酔笑を読み込まされた。
 一つ一つの話は面白いのだが、予習と復習で面白さを味わうことなど全くできなかった。
 学校の勉強以上に、この塾のための予習復習で、自分にとっては一番辛い時期であった。

012603.jpg
 ということをぼんやり思い出しながら、山渓の「春の野草」を見ていたら
 「受粉は昆虫によるが、虫が来なった花は自家受粉をする。」ってなっていた。
 このおかげで、ヨーロッパ・アフリカ原産でありながら、確実に種子を育む方法で日本中に広まったとされている。
 
 で、醒酔笑を1年間必死に勉強したのだが、どれだけ今の自分に役立っているんだろうとふと考えてしまった。
 まあ、50数年前の話なので頭の中からは跡形もなく消え去ってしまっていると思うのだが。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 10

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い 面白い
ナイス ナイス

この記事へのコメント